感想を伝えてほしい
今から書くのはこれまで何年も思ってきたことで今更だと自分でも思っているが、
最近イラストを描き始めたことで改めて意識させられたので、こうして筆を執った。
私の直近のツイートを見ればなんとなく察せられるところもあるだろうが、リアタイで見た推しの配信について必ず感想をツイートするようになったのもふと思い出したからだ。
「誰かの創作物に対して感想を伝える」
これが私が拙い創作活動で得られた考えだ。
好きなイラスト、推しの配信なんでもいいが大人数が見ている母数で感想を書く
人間は何割ぐらいなのか。
結論を先に述べると、あなたが想像したよりもはるかに少ない。
これは私の創作活動からの経験だ。創作活動始めた初期は見てくれる人はいるのに、
感想はもらえないとわりとショックをうけた。
それをきっかけに感想を伝えるということを意識するようになった。
はっきりと行動に移したのは何年か前のコミケで買った同人誌の感想を、買った同人誌全てにツイートしたことだ。
1つ1つに作者名(サークル名)、作品タイトル、感想・良かった点を140文字以内で書いてただひたすらに投稿した。
当然よしんば作者さんに伝わればいいなと思い書いた。
感想ツイートは反響があり、作者さんのいいねやリプライを頂くこともあり、私の想像以上にみな自分の創作物に対する反応というものに興味があるというのが分かった。
話が少し脱線するが、私がpixivに投稿したオリジナルの短編がそれなりの閲覧数が出た。(R18作品なので絶対に墓場まで持っていきます)
閲覧30000以上、いいねも1000以上ある。何年も前に書いた作品であるにもかかわらず今でもいいねを押して読んでくれる方がいるのは作者冥利に尽きる。
ここで何が言いたいのかと言うと、閲覧30000以上、いいねも1000以上ある作品で
実際にコメントで感想をくれたのははたして何件なのかということだ。
答え——4件。
単純計算で閲覧者で0.01%、いいねの0.4%の人間の感想が得られないということだ。
無論これが悪いとかいうわけではないし、特にR18作品の感想を伝えるとなると
ハードルの高さは想像以上なのは身をもって体験している。
それでも反応が少ないと思うところもあるし、商業レベルならともかく趣味レベルとなると感想なんてもらえないことはざらにある。
私個人は感想がもらえないからモチベーションが低下する、ということはないがもし
仮に誰も見ていない・読んでいないと分かれば絶対に筆をおくだろう。
ダラダラと長くなりそうなので、そろそろ締めたいと思う。
要するに感想を伝えている人間は少ない、ということだ。内に秘めた思い、そんな高尚な・素晴らしい感想を書く必要はないと思う。
面白かった、かわいかった、よかった……ありのままの感想を伝えることが創作者のモチベーション・次回作への意欲少しでも貢献できるのではないかと思う次第だ。